『韜晦(とうかい)して圭角(けいかく)を露(あらわ)すなかれ』
―韜晦無露圭角―

こんにちは!Tです。
今日の話題は中国宋代名臣の言行録の有名な一つ、「韜晦無露圭角」です。
「韜晦」は、包み隠して外に現さないこと。
「圭角」は、尖ったかど、この場合は才能をいう。

宋代に杜衍(とえん)という宰相がいた。
門下生の一人が知事に任命されたとき、この言葉を引いて、なるべく目立たぬようにと忠告を与えた。

話は21世紀にあるシンプライン社に戻ると、
私は営業として、昨年よりずっと新規顧客との協業に注力し、
結果としては新顧客は何社が増えた。

とても美味しい結果ではあるが、すでにできることを今後続いてやっても、
それは成長ではなく、ただ自分ができることをやっているだけになってしまう。
さらに上のレベルを目指して、自分は何をやれば取引先を増やせるかというと、
「韜晦して圭角を露すなかれ」はどうだろう。

すでにできることを一生懸命アピールではなく、
サービス提供力、営業の問題解決力などをさらに磨いて、
会社全体としてずっと選ばれるよう、「営業」の真髄を最大限まで理解し、
出した成績は業界に判断してもらう。
いつかよい点数をつけられる時、自然に取引先側から協業の連絡がくるだろう。。。

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