現場で働く末端エンジニアAです。

前回は道路標識に例えて経路についてもごもご書きましたが
今回は交通整理(通信制御)についてぬるく書いていきます。

※分け方しくじってちょっと無理矢理になります。

■交通整理
いつも通る道が通行止めになって迂回したり、片側3車線道路が深夜帯に
1車線になって混雑して迂回したり、特に年末や年度末なんかは
「えっ?なんでこんなきれいな道なのにまた整備してんの?予算余らせ
ない為に無理やり工事してんじゃね? 余りそうなら余らせればいいじゃん
」って思いながら、道端で赤いスターウォーズの剣みたいな棒を持った
おっさん、場合によりたけし君(スティックふりふりマシーン)が
無機質に振っていますね。

少々たけし君の顔を見ると悲しくなります。

今回も話しはそれましたが今回は通信制御について交通整理に
例えていきます。

■交通整理
東京から大阪に向かう場合、複数の道があります。
気合いを入れて下道で行くのも良し、渋滞やだーって日本海周りで
行くことも可能でしょう、まぁ普通の人は東名高速を利用すると思います。

ここで重要なのは複数の道があるってところです。

極論、家の目の前の道に巨大な穴でも開いていなければ大阪まで辿りつく事が
出来ます。

ただし、途中途中の道で工事を行っていたり事故で通行止めがあったりで
回り道(交通整理)する必要があったり、渋滞に巻き込まれてちんたら
走ったりって事があると思いますが、渋滞情報なんかを確認しながら
進んでいけばある程度は労せず到着すると思います。

※首都高なんかは網の目状になっているので、右回りがだめなら
左回りでって感じに方向を変えることができますよね。

■ここでNWエンジニアらしく実際の交通整理(いろいろな方法があってここが無理やりのポイント)の
役割をもう少し詳しく書いていきます。

交通整理をNWと照らし合わせてザックリ(本当にざっくり)書くと、

コストによる交通整理(ルーティング)
情報による交通整理 (ACL)

に分けることができます。

◆コストによる交通整理(ルーティング)
道路でもそうですが、通常信号がいっぱいある道より高速道路のような広く、
信号のない道の方が安定(早く)して目的地につく事が可能です。

これはネットワークでもそうです。

詳しく書くと、“同じ通信回線の質”の場合、途中の道に機器が10台おいてある道より、
3台しかおいていない道の方が途中の処理が少なくなり高速で通信可能です。

“同じ通信回線の質”と書いたのは、速度が違う回線の場合

①100M回線でA地点からB地点までの途中の機器が10台の道
②10M回線でA地点からB地点までの途中の機器が1台の道

こんな場合は、迷わず①の道が優先されます。
この辺は“コスト”でぐぐってください

◆情報による交通整理 (ACL)
例えて書くのが面倒になってきましたが、何とか書いてみると。
一般道は全ての交通方法で進むことができますが、高速道路は歩行者や
125cc以下の車両、自転車等は立ち入る事はできません。
無理やり高速道路に自転車で入ろうものなら、すぐに道路交通法なんたらで
捕まってニュースで全国区になる事は容易に想像できます。

そんな交通整理をACLといったものがやっております。
(ACL以外にも多々ありますがACLで説明します)

ACLの役目はザックリ書くと君は通す、君は通さないを“通信の種類/通信先”を
判断し行っています。
行ってほしくない場所は拒否、君だけ許可なんて処理を行います。

■重要
通信制御
コスト(ぐぐれ!)
ACL(ぐぐれ!)

※正直今回はざっくりと書くのがとても難しい範囲だったため、
コスト、ACLをゆるく書きました。この辺は今後ゆっくり補完していきます。

■次回予告
・・・どうしよう

よろぴ子

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