ブロックチェーン (BC)のことを
最近もよく考えます
ひとつは技術のこと
分散型の台帳が作られる仕組みについて
もうひとつは 分散型社会のこと
中央管理型から個人の自律型への変革について
特に考えるのは後者のことです
 
BC技術があるから分散型社会に変革するのか
世の中が分散型に向かうからBCが生まれたのか
それとも分散型の社会には変革しないのか・・・
 
中央管理型の社会は
その必要性があるから成り立っています
お金を稼ぐための会社(中央管理者)の必要性
公共サービスを利用するための国(中央管理者)の必要性
サービスや製品を購買するための提供企業(中央管理者)の必要性
反面、中央管理者が存在するということは
そこにコストが発生するわけですから
厳しい表現をすれば、個人は搾取されているとも言えます
国や企業を介することで得られるメリット(たとえば安心を得る)が
デメリット(搾取される)より大きいのが現在だとして
未来にそのバランスが逆になったときに
分散型で自律型の社会に変革していくかもしれません
そしてテクノロジーは変革にかかる時間を短縮します。
 
 
私はこう考えています
テクノロジーが社会を変革するのではなく
人の望み、こうありたいという気持ちが社会を変革する
ですから
技術で何ができるかを考えるのではなく
何をするために何の技術が必要かを考えるべきです
巨大で重くときに邪魔な石を動すときに
今までのやり方であれば長い期間を要したことが
そうではなくなっていくでしょう。
話があちらこちらと飛散しましたが
ブロックチェーンを「意志を持った技術」だと感じるのは
リベラルで自律的な社会を人が本当に望んだときに
それを実現してくれる可能性があるからです
シンプライン 清水。

・・・素晴らしい音楽と

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