Simpline BlogWindows7でVPN（PPTP）を接続する同時にインターネットへのアクセス

Windows7VPN（PPTP）接続を確立するとインターネット接続が切れて、web閲覧やメールが使えなくなり、不便です。

原因はルーティングにある

まず、nszwさんの記事によってVyOSでPPTP接続環境を構築する。

PPTPを接続するとコマンドプロンプトに[ipconfig]コマンドで下記I情報Pを取りました。

コマンドプロンプトに[route print]コマンドでルーティングがPPTPのネットワークインターフェイスに奪われることを明白しました。

つまり、外へのネットワーク通信はPPTP側のゲートウェーイを経由になりました。

メトリクス値をいじったが不安定であることに変わりは無くて問題を解消出来なかった。

解決策

この問題を解決する為にまず下記手順でPPTPのルーティングを無効にする。

①この手順に従ってPPTP接続を作成する。

②作成されたPPTPの接続に右クリックして、[プロパティ]をクリックする。

③ネットワークタブを選択し、[インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]を選択し、[プロパティ]をクリックして、[詳細設定]をクリックする。

④[リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う]を外して、[OK]をクリックする。

⑤順番に各設定ウィンドウに[OK]をクリックして変更を有効にする。

これでVPNを接続してインターネットへ接続出来ましたが、リモートネットワークのゲートウェイを無効になった為リモートネットワークに入らなくなります。

コマンドプロンプトに[ipconfig]コマンドで下記I情報Pを取りました。

管理員としてコマンドプロンプトを開いて下記コマンドで静的なルーティングを設定すれば一時的にリモートネットワークへアクセスできます。

route add 192.168.0.0(リモートネットワークの(CIDR) MASK 255.255.0.0 172.16.0.1

次回PPTPへ接続時のIPアドレス変わる可能性がありますので、毎回設定しなおしなければならないです。

一回で設定する為にVyOS側に下記コマンドでゲートウェイを作成する。

$ configure
# set system gateway-address 172.16.0.254
# commit
# save

で、Windows7側コマンドプロンプトに下記コマンドで固定ルーティングを追加する

route add -p 192.168.0.0(リモートネットワークの(CIDR) MASK 255.255.0.0 172.16.0.254

と、問題が解決できました。