ゴールドラッシュ・・・
19世紀 カリフォルニアで金が発見され
一攫千金を夢見た人々が集まった歴史の一幕。
そこでは、金採掘で巨万の富を築いた人は出ず
多くが経済的に破たんした一方で、
その周辺ビジネスに知恵を絞った一部の人が富を築いたと言われています
日用品、食料、スコップやシャベル、ジーンズ、郵便や銀行、etcといった
30万人の採掘者の需要に供給する周辺ビジネスで。
 
 
これまで自分はこう考えていました
「歴史は過去。終わったことではなく未来を考えることが合理的」
でもそれはきっと違うんですね。
未来は変化する
そして それぞれの変化の固有事象やスピードは異なっても
大局的には変化のパターンがありそれはきっと過去から学べると。
歩行から馬車。馬車から鉄道や車、そして飛行機
対話から手紙。手紙から電話、そして電子媒体
話を戻し ゴールドラッシュから見えるのは
採掘が悪く周辺ビジネスが良いという事ではなく
金は有限で採掘にはいつか終わりが訪れるが
周辺ビジネスのいくつかには拡張と継続性があったということです。
有限のフロービジネスと無限のストックビジネス
とも言い換えられるかもしれません
自分の現地点から未来の点をつなぐときに
自分の経験と知識を頼りに進むことが
間違っているとは断言できませんが
私を含むおそらく多くの人が辿るそのプロセスは
合理的ではないように思えます。
基本ルール、大局観、
このモノサシをもって初めて
自分で考える独創性が意義あるものに育つのだと思います。
「楽」
楽しい事/作業を楽にする事
原始時代から現代に至るまで
人が知恵を絞り環境を進化させた動機は
大きくこの2つだと思えます。
そして現代から未来の道筋も同様でしょう。
当たり前のことかもしれませんし
当たり前のことは非常にシンプルです。
そして当たり前でシンプルなことを
理解し続け実践し続けることができるのは
非常に稀な人なのかもしれません。
シンプライン 清水。

・・・素晴らしい音楽と

TOP