はじめに

およそ1か月に渡り「AWS初心者が在宅勤務中にAWSの資格を取る記録」というタイトルで記事を投稿し続けてきました。
こちらで軽い自己紹介や経緯などを書いておりますので、ご一読いただければと思います。
https://qiita.com/t_fuku/items/86711474e83a739bfde4

上記の記事には書いていないのですが、なぜCLFの方から手を付けたのかと言うと
SAAから入ると時間がかかって、ダレてくるかもしれないと危惧したからです。

SAAから入って結果的にSAAを取得できたとしても、ダラダラと取得するよりは有意義かなと思いました。
実際、SAAの前段階としてCLFを取得した時は中々いいスコアで合格できたのでとても嬉しかったですし、
何より結果が目に見えるのでそれが一番モチベーションになりました。(認定バッジカッコいいですよね)

どうやって勉強進めてた?

4/2より在宅勤務になったのですが、以下のように進めていました。
具体的に書いた方が自身の立場に置き換えてイメージしやすいかと思いますので、出来るだけ詳細に書いていきます。

長くなってしまいます、ご了承下さい。

■4/2~4/13週(およそ2週間)

★Udemyで以下のコースを受講して、実際にサービスに触れることでAWSとは何たるかのイメージを掴む作戦

「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」
https://www.udemy.com/course/1706378

大体、1日に1~2セクション程のペースで進めていました。
ハンズオンが中心なので、毎日PCと向き合いながら社内の検証環境を触ってました。

こちらは私が欲しい情報と内容が非常にマッチしており、イメージを掴むのには最高でした。
また、かなり個人的な意見になりますが、講師の方の声が心地よく快適に理解を進めることができました。
(こういうのもメチャメチャ大事な要素ですよね)

現在は販売していないのがかなり惜しまれます。

■4/20~4/27週(およそ2週間)

★以下の参考書をサラッと読んで、各サービスの概要を掴もう作戦
①「図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」
 https://www.amazon.co.jp/dp/B08147GCLS/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_1W2YEb1Q8TEDT

②「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト」
 https://www.amazon.co.jp/dp/B07R1H87Y1/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_1W2YEbSFPSMZ9

当初、上記の参考書は毎日数十ページ程、パラパラと読むだけで進めていました。
後々、この勉強法は自分には合ってないなと気付きます。

★koiwaclubで問題に取り組む作戦
 https://aws.koiwaclub.com/

CLFやSAAの問題がかなりの問題数掲載されており、詳しめの解説も掲載されています。

問題数は多いですが、毎日やって最終的に2周しました。
また、問題を解きながら不明点やまとめはメモを取っていました。

個人差はあると思いますが、取り組んでみての感想です。

・難易度で言うと簡単な部類かも
・図が少なくてイメージが定着し辛い

こちらで最終的に正答率が80%以上になって手応えを掴めたところで、Udemyの模擬問題集に取り組むことにしました。

■5/1~5/6(およそ1週間)

5/7にCLFを受験することにしたので、GW返上で毎日数時間を勉強に充てました。
この期間はひたすら模擬問題集の解答と見直しをしていました。

また、SAAの学習も並行して進めることにしました。

★GWでUdemyの模擬試験解きまくるぞ作戦
「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」
 https://www.udemy.com/course/aws-4260

こちらもkoiwaclubと同じで、解く→見直しの反復で進めていき、正答率が80%以上になるまで取り組みました。
参考までに取り組んだ時の記録を載せておきます。

【1回目】
 基本①:80% 52/65
 基本②:67% 44/65
 応用①:49% 32/65
 応用①:60% 39/65

【2回目】
 基本①:92% 60/65
 基本②:86% 56/65
 応用①:61% 40/65
 応用①:66% 43/65

【3回目】
 基本①:96% 63/65
 基本②:93% 61/65
 応用①:92% 60/65
 応用①:89% 58/65

3回目を解答する頃にはだいぶ自信がついていました。

★並行してSAAの勉強も進める作戦
「これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)」
https://www.udemy.com/course/aws-associate

1~2セクションを1日に消化していました。
1セクションのボリュームがなかなかあったので、消化に時間がかかりました。

CLFで学習したベースがあったので、特に詰まることなく進めることができました。

■5/7

本試験の日です。
昼過ぎに仕事を終えて、テストセンターを利用して受験をしました。
距離を取る、マスクをする、手の消毒をする等しっかりとコロナ対策がなされていました。

本試験での解き方等は人それぞれだと思いますが、私の方法を記載しておきます。

①選択肢を見て何についての問題なのかを何となく頭に入れる
 →パッと見て、CloudWatchについてかとかS3についてかとかを把握するくらいです
②問題文をじっくり読んで、イメージする
 →テスト時にはホワイトペーパーとペンが配布されるので、随時書き込んでイメージを掴みます
 (マネジメント系のサービスだとイメージしにくいかもですが)
③2択に絞れる、全く分からない問題には「後から見直す」ボタンをクリックして、そんなに時間をかけずに次の問題へ
 →自信をもって答えられる問題以外にはそんなに時間をかけずにサクサク進めていきます
④最後まで解答出来て時間があれば、あとから見直す問題の見直し
 →ギリギリまでちゃんと見直しをします

数十問程、自信のない問題や見たことのない問題が出題されましたが結果は合格でした。
スコアレポートを見ると、874/1000で個人的には満足出来る得点かなと思います。

最後に

CLFを受験してよかったと思います。
合格した次の日から本格的にSAAの勉強に取り組むのですが、取り組む際の心持ちがよく、自信をもってスタートできました。
インフラエンジニアとして数年の経験があるといえども、AWSについてはほとんど素人だったので、取っ掛かりとしては成功でした。

ただ、完全に主観になりますが、勉強の進め方に関しては反省点があります。

・koiwaclub必要だったか?
 →結局、Udemyと参考書が理解の大部分を占めていたので必要性については疑問です
・参考書での勉強の進め方
 →パラパラ読むだけでは頭に入っていなかったです
  私の場合は、読みながらの書き込みが必要みたいで、SAAの勉強をしている際に気が付きました。

長くなってしまったので、SAA編は別記事として今週中に投稿します。

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