前回の続きから。
WorkSpacesインスタンスのローンチが完了したので、
クライアントから接続してみます。

接続情報の通知

インスタンスのステータスがAVAILABLEになると、
ユーザーにメールで通知が行われます。

宛先となるメールアドレスは、セットアップ時のバンドルの選択画面で入力したものです。

件名:Your Amazon WorkSpace
本文:

Dear Amazon WorkSpaces User,

Your administrator has created an Amazon WorkSpace for you. Follow the steps below to quickly get started with your WorkSpace:

1. Complete your user profile and download a WorkSpaces client using the following link: https://xxxxxxxxxxxxxxx

2. Launch the client and enter the following registration code: yyyyyyyyyy

3. Login with your newly created password. Your username is <ユーザ名>

You may download clients for additional devices at https://clients.amazonworkspaces.com/

If you have any issues connecting to your WorkSpace, please contact your administrator.

Sincerely,

Amazon WorkSpaces

1.プロファイルの設定とクライアントダウンロード

メール内のリンクに飛ぶと、ブラウザ上でユーザプロファイルの設定画面に移ります。

▼パスワードの初期設定と、必要に応じて姓・名の変更を行います。
ちなみにパスワードポリシーは、Quick Setupの場合下記の通り。
・8 ~ 64 文字
・次の 4 つのうち 3 つを含む
 英小文字、英大文字、数字、特殊文字

Wokspacesユーザ情報

▼画面遷移してクライアントのダウンロードへ

workspacesクライアント

▼インストーラをダウンロードしたらウィザードを順に。

クライアント1

クライアント2

クライアント3

クライアント4

クライアント5

2.クライアントソフトの起動とレジストレーションコードの入力

インストールが完了したクライアントソフトを起動します。
(ショートカットが作成されています)

▼レジストレーションコードを入力。

Workspacesレジストレーションコード

3.ユーザ名とパスワードを入力してログイン

▼しましょう。

Workspaces認証

▼次回以降入力をスキップしたければ。

Wprkspaces確認

ついに仮想デスクトップへ

前工程までを済ませれば、ついに仮想デスクトップへ接続できます。

▼しょっぱなはWindows2008ライクな画面が…
撮り損ねましたが背景にばっちり2008の表記が見えました。

(追記)
撮っている時と書いてる時は「Windows セキュリティの重要な警告」が
仮想デスクトップ上で表示されてるもんだと思ってましたが、
冷静に見たらこれはクライアントPC側のポップアップでした。    

でも裏側で2008の表記が見えたのは確か!

WorkSpaces画面2008

WindowsServerの機能でデスクトップエクスペリエンスというものがあって、
裏側ではそれが動いているんですね。とはいえ見えちゃうのはかっこ悪いですね。

https://aws.amazon.com/jp/workspaces/faqs/

Q: Amazon WorkSpaces はどのオペレーティングシステムで実行できますか?
Amazon WorkSpaces では Windows 7 デスクトップエクスペリエンスを提供します (Windows Server 2008 R2 で提供)。

▼インターネットにもつながる!

WorkSpacesインターネット

てっきり下記の記述よりデフォルトではつながらないものだと思っていましたが、
Quick Setupで立ち上げた場合はここでいうデフォルトには当てはまらないようですね。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/cloud_internet_access.html

確かにVPCにはインターネットゲートウェイがアタッチしてあり、
ルートテーブルにもルーティング設定があり、
WorkSpacesインスタンスのENIがパブリックIPを持っていたので、
つながって然るべしという気はしますね。

Simple ADの設定でパブリックIP付与の有無をコントロールできて、
Quick Setupにおいてはそれが「有効」の状態で立ち上がるようですね。

おしまい

ひとまずゴールにたどり着いたので終了です。
とりあえずQuick Setupで繋がるところまで、
ということであればサクサクとすすめることができました。

あとは使用していく上でのもろもろの注意点などが調べられたらいいなぁと思っております。

使い心地に関しては、まだほぼ触っていませんが、
ウインドウの大きさ変えたりする時にもっさり感が気になりました。

(ウインドウというのはWorkSpaces自体のものです)
(WorkSpacesの仮想デスクトップ上でウインドウ開いたり…とかではなくて)

こちらからは以上です。

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