こんにちは、ねこみみずです。
今日は高校入学時から読んでいる本についてです。

どんな内容かといいますと、
自分は電車の運転手でブレーキが利かないことに気づいた、ここまでは確定している状況です。
片方の車線では1人が作業をしていて、もう片方では5人が作業をしています。
ブレーキが利かないのでどちらかの道を選択しなければなりません。
そこで、倫理観の話をすると5人の被害よりも1人の被害の方が少なくて済みますが、
5人には親や養うべき家族がいなかったと仮定し、1人は家庭があり子供もいる、そんな状況で
果たして本当に5人より1人がいる道を選ぶことが正しいのか、正義とはなにかという題材です。
ハーバード大の学生が教授と議論をしていく講義録になります。
小難しい話にはなりますが、読めば読むほど考えが深まり、また別の視点からの物の見え方があります。

私自身でもどれが自分の正義なのかまだ結論が出ていませんが、
とてもおもしろい本でした。

そんな状況だったらどうしますか?

ねこみみずでした。

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