スタッフAです。
本日のテーマは想像力について。

日々生きていく中で想像力は欠かせないものです。

  • 雨が降るかもしれないから傘を持って行こう
  • 場所を忘れてしまうかもしれないから地図をプリントしておこう
  • 駅構内は左側通行の案内が表示されているけれどもそれを目に留めない人が右側通行をして角を曲がってくるかもしれないからコーナリングは少し膨らんで実施しよう

など。

もちろん仕事においても重要です。

  • 先方は前提を把握していないかもしれないからはじめに説明を入れよう
  • この言葉は複数の受け取り方がされかねないので表現を改めよう
  • 業務を割り振る際に要件だけを伝えても困るだろうから背景なども共有しておこう

といった具合。

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基本的に、こういった想像について、
(限界効用は逓減していくとしても、)
終わりはないものだと考えています。

想像すればするほど可能性は枝分かれしていき、
「幅」であるとか「深さ」といったものが、
アリの巣のように拡がっていくイメージを持っています。

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ここで、ほとんどアリの巣を掘らずに行動に移る人は論外(※)ですが、
いつまでも掘り続けて行動に移さないのも考えものです。

僕自身、なまじ未だ掘れてしまうばかりに、
ひたすら掘ってしまいがちなのですが、
僕の仕事はアリの巣を掘ることそのものではないので、
どこかで区切りをつけなければいけません。

あまりにも枝分かれしそうであれば、
根元の段階で思い切って相手に聞いてみる。

正解の枝が分かっているなら、
誰かに掘るのを手伝ってもらう。など。

掘るスピードを上げる鍛錬を積むと同時に、
切り上げるタイミングのバランスを見極める目を磨く、
そういったことを日々意識するべきだと感じています。

***

この記事を書くにあたって、
より具体的に理解してもらい、
より興味を持って読んでもらうためには
どうしたら良いだろうと想像力を働かせてみましたが、
時間も限られているので、
わりとアリの巣の根元付近で掘るのをやめました。

こちらからは以上です。

※…個人の感想です。

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