こんにちは!Tです。

ある本のタイトルに興味がある。
『営業マンにホントに必要な「数字」の話をします。あなたの「武器」になる14の数字活用術』
著者はコンサルタントで、「信頼され、愛される営業マンであるための、数字とのつきあい方をまとめた」書籍。

数字とは、相手に「安心感」を与える武器!
「安心感」を与えられる営業マンになるには、「数字」の力がもっとも必要となるからだそうです。
たとえば、次のような営業のシーンにおいて、相手に安心感を与えられるのは1と2のどちらでしょうか?
Q. 販売単価を下げることで売り上げを増加させたいとき
1. 「この商品は単価をちょっと下げれば売上はグンと伸びますよ!」
2. 「この商品は過去に単価を20円上げて売上が30%伸びた実績があります!」
Q. 上司に報告するとき
1. 「新規取引に向けて商談を進めているX社の件、順調です」
2. 「新規取引に向けて商談を進めているX社の件、あと2回の商談で合意できます」
Q. 夏になるとアップトレンドになる商品の入荷数を増やしてもらいたいとき
1. 「この商品は夏場が勝負なんです。入荷数を増やしていただけませんか?」
2. 「この商品は、毎年7月の売上が4~6月の2倍になります。ぜひ入荷数を増やしていただけませんか?」

相手が安心感を抱くのは、いずれも「2.」の発言。「相手に安心感を与える=数字で与える」という考え方だからです。
これまで培ってきたコミュニケーションの手段を変えるのは大変なことですが、
ちょっとだけ数字を活用して周囲に安心感を与えることなら、誰にでも簡単にできるはず。

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