インタビューの前半ではR.Kさんがsimplineへ入社したきっかけや社員に対する印象、働き方等を中心にお話を伺いました。
後半では、運用監視から設計・構築へキャリアアップする中で感じた課題ややりがい、どのように自己研鑽をされているのかを語っていただきました。
運用から上流工程を目指す方にとって何かヒントとなれば幸いです。

前職では、主に障害発生時のElastic BeanstalkのインスタンスやEC2の再起動、CloudWatchでのリソース監視・死活監視、ログ確認などにおいてAWSの経験を積みました。
その他に自己学習で、EC2(サーバ)、RDS(データベース)、VPC(仮想ネットワーク)などをAWSの基礎知識として押さえておくようにしていました。

顧客グループ企業における各部門システムの、AWS基盤設計・構築から運用保守までを行うプロジェクトに参画しました。

自分の担当業務としては、主にマルチアカウント環境でのネットワーク疎通設計から実装、バックアップ設計、Linux/Windowsサーバの詳細設計から構築、AWSランニングコストの見積もり作成などでした。

前職でインフラ運用監視の基本的な知見を得られていたこと、システムの構成図に基づいて障害の調査をした経験があったことなどが、いろいろなサービスやシステム概要の理解につながり、見積もり作成時のサービス把握、運用チームに渡す資料を作成する際に活かすことが出来ました。

一方で、LinuxやWindowsサーバの詳細設計は、自分にとって少しレベルが高かったです。
顧客のビジネス的な要件や運用面、セキュリティ面などを考慮してパラメータを決めていく場面で経験不足を感じ、顧客の環境でモノを作っていくという経験をたくさん積まなくてはいけないと改めて思いました。

某クレジットカード顧客用システムのフロントエンドのフレームワークを刷新するにあたり、インフラ基盤をオンプレミス環境からAWSへ移行するプロジェクトに参画しました。

自分の担当業務は、セキュリティ通知設計・構築、ネットワーク設計・構築、ECS基盤構築、AWSアカウント基盤の設定などでした。

上流工程のさらに一段上のフェーズとも言える非機能要件定義は難易度が高かったです。
サービス選定を行う際には、技術的な観点だけを考えて選ぶのではなく、運用まで見据えるなど、ビジネス上の観点からメリット・デメリットを比較して、詰めていく必要がありました。
技術だけではダメなのだとわかり、とても勉強になりました。

運用監視が、マニュアルベースで業務を行うのに比べ、設計・構築は遥かに難易度が高く、経験が浅いと簡単には携われないイメージを持っていました。
実際に設計・構築に携わってみても、やはり手順をただなぞるだけではないという点はイメージ通りでした。

一方で、設計・構築は黙々と技術と向き合ってモノを作ることが主要な業務だと思っていたのですが、顧客との認識合わせや調整など、技術以外のビジネス的な業務の割合が想像よりも多くを占めていたところは、イメージとギャップがありました。

自分自身で技術的観点を持ち、要件に応じて手順やパラメータを修正した時などに、手順をなぞるだけではなく、エンジニアとしての裁量と責任が与えられていることを実感しました。
この「エンジニアとしての裁量と責任が与えられている」ところは一番やりがいを感じた点でもあります。
指示されたことだけを行うのではなく、自分で考えて判断したことが形になり、自分で作ったモノが資産になって利益につながっていくという経験は、設計構築フェーズの醍醐味だと感じました。

自分で学習する際には、「実際に手を動かしてみること」を意識しています。

AWS Certified Solutions Architect – Associateの取得のため学習していた時は、主にUdemyを使っており、教材の中にハンズオン項目がありましたので、その内容に基づきリソースを作成・設定し、どのような動作をするかを実際に確認しながら理解を深めていきました。

現在も参考書の内容をそのままインプットするだけでなく、実際に環境を構築してみるといったアウトプットを通じ、技術理解を深めるようにしています。

3年後には、すべてのフェーズを一人称で実施でき、顧客からバイネームで指名されるような実力を身につけることを目指しています。

さらに、技術以外にも視野を広げて、経営目線で仕事を進めることができるエンジニアになりたいという思いがあります。
技術的なことだけを考えて、採算の取れないシステムができてしまっては意味がありません。そういった意味でもビジネスとしての観点を持つことが大切だと思っています。

実は最近、取締役と一緒に仕事をする機会があり、「視野を広く持つこと」の大切さを学びました。
技術一辺倒ではなく、色々なことに興味を持って知識を広げていき、その中でビジネスチャンスを見つけていく、という考え方に触れられたことは良い勉強になりました。
「一見現実的でなく、不可能に思えることを考えてもよい」という取締役からの助言は、今後大きなチャレンジをしていく際に活かしていきたいと思っています。

入社から1年弱で、運用監視から、設計構築へと大きな一歩を踏みしめたR.Kさん。
さらに技術以外にも視野を広げ、経営視点で仕事を進めることのエンジニアになりたいと新たな目標も見つけられました。

運用から設計構築へキャリアアップを目指している方にとって、何か参考になれば幸いです。

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