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よくあるSESからの脱却

2018.09.05

弊社はSESという事業形態を採っています。技術者が顧客オフィスに常駐し、業務を遂行するビジネスモデルです。巷(オフラインでもSNSでも)では、「SESは悪」という図式が成り立っています。半分正解で半分誤りだと思います。正解の部分は↓のような感じですかね。

・働く場所が顧客先だし、どっちの社員なの?とロイヤルティが欠如する ※経験あり
・せっかく人間関係が構築できたのに、プロジェクト終了のタイミングで就業場所も変わっちゃう ※経験あり
・結局技術者は使い古されるんでしょ?? ※経験あり

私はエンジニアから人事にキャリアチェンジをしました。エンジニアで勝負すると到底勝てないような、良い意味で化け物みたいな方々を見てきたこともありますが、何より今いる会社を変えたかった思いが強かったからです。
SESは事業の軸として「今はまだ」必要です。だからと言って、何もしないというのは得策ではありません。
嫌になれば転職する人もいるでしょうし、我慢し続けて時間だけが過ぎていく場合もあると思います。
僕らは、2年間という一つの区切りの中でSESの目標をいくつか立てました。

①顧客をSIerからエンドユーザに変える
SIerに常駐すると、結局SIerを相手に仕事をすることになります。
エンドユーザが求めているものを、SIerは解釈します。その解釈された要望をビジネスパートナーである次の商流の会社が実現します。エンジニアとしては、最終的にITによって齎されるメリットを享受する相手(エンドユーザ)が見えません。これはエンジニアにとっては幸せではないかもしれません。
ITはあくまで手段です。顧客はAWSを使いたい訳ではないですし、課題を解決できれば何だって良いです。
その感覚をエンジニアひとりひとりが持てるようになること、そのために顧客層を変えていくことは急務だと感じました。

②エンジニアが強みとする技術領域をAWSに絞る
SESで現場を転々とすることに、ポジティブな意見を持つ人もいます。現場が変われば求められる技術も変わるし、色々な技術に触れることができる。これはその通りだと思います。
しかし当社は、大きく手を広げて失敗するよりかはシンプルに技術領域を絞る選択をしました。
仮想化(VMware)やHCIは何故やらないの?とたまに聞かれます。答えはとてもシンプルです。

・シンプラインはインフラ屋さんで13年続けている = アプリケーションに大きく舵を切ることで生じるリスクは取らない
・インフラ市場で勝負するなら、オンプレよりクラウド
・クラウドで勝負するなら、AWSが一番(その分ライバルは多いけど)

実際、エンジニアの単価感としてもオンプレよりAWSの方が高いです。AWSができるだけで価値が上がるの?と思うかもしれませんが、採用市場を見てもAWSエンジニアは少ないです。市場的に伸びているAWSなので、エンジニアは多く必要のはず。それでも市場に少ないのは、転職する必要がない程現職に満足していたりする可能性もあります。
※実際転職セミナーでは「AWSエンジニアは採用するのが本当に大変」と謳われています

③一人現場をゼロにする
一人現場、一人常駐はメリットの方が少ないと思います。エンジニア個人で言えば、ひとりで気楽に仕事できるメリットはあるかもしれません。会社として考えると、デメリットが多いです。誰もフォローできないし、状況把握が遅れます。SOSをあげるころには、もう限界がきている頃かも。
チームであれば多くの課題は解決できると思います。顧客と一番近い位置で仕事をして、顧客の課題を本質的に解決できる。それに本社との情報連携もチーム単位の方が合理的です。
シンプラインのエンジニアは優秀ですが、これから顧客を増やしていくことを考えると、リーダクラスの人材もまだ不足しています。

営業も採用も、この2年間に本気で懸けています。目標は高いですが、実現不可能ではないはずです。少しでも興味・共感を持っていただけたら、お気軽にご連絡ください。

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